✔︎本記事で解決できるお悩み
・NFTアートの99%がゴミである理由
・なぜNFTアートに価値がつくのか?
・人気のあるNFTはなに?
結論として、ほとんどのNFTは価値がありません。
なぜなら、物の価値は需要と供給のバランスによって決まるからです。
NFTはデジタルデータであり、誰でも簡単に販売できるため、その大部分が価値のないものとなっています。ただし、中には何十万円以上の価値があるNFTも存在します。
そこで本記事では、ほとんどのNFTが価値がない(ゴミである)理由から、人気のあるNFTの特徴について解説していきます。
では早速内容を見ていきましょう!
99%のNFTがゴミになる5つの理由
NFTが供給過多だから
2024年2月時点、NFTは供給過多になっています。
現在、NFTを購入している人は国内に約2万人です。
日本人の人口比で計算すると大体5000人に1人しかいません。
確率で表すと0,0002%という低さです。
たくさんのNFTは出品されていますが、買う人が少ないのが課題となっています。
そのため、NFTとして価値が生まれず、ゴミが量産されています。
NFTの販売は誰でも気軽にできるから
NFTの販売は誰でも気軽にすることができます。
例えば、以下のようなデジタルデータをNFTにすることができます。
- 動画
- 音楽
- ツイート
- イラスト
- トレカ
- 写真
- メタバースのアイテム
スマホからでも簡単に作れるので、パソコンが苦手な方でも出品できるのです。
しかし、一般人が作ったNFTが必ず売れるとは限りません。
むしろ、ほとんどが売れ残ると思います。
そのため、99%のNFTアートがゴミになってしまうのです。
保有する理由がないから
NFTの最大の魅力はデジタルデータの所有権を証明できることです。
例えば、人気キャラやイラストを複製してあたかも自分が所有者のように振る舞う人がいたとしても、NFT化することによって、所有者が明確に判断できます。
そのため現物のアートと同様に、人気の商品には保有するメリットがあり、価値が生まれます。
しかし、価値のないデジタルアートでは所有する理由がなくなり、取引される量が減ってしまいます。
結果として、持っていて価値がないNFTはゴミ同然になってしまいます。
品質が低い
NFT市場には、品質の低い作品が多く存在します。
これは、アートやデザインの基準が曖昧であったり、制作コストが低いためです。
多くの場合、NFTアートはデジタル作品であり、制作にかかるコストは物理的なアート作品よりも低い傾向があります。
そのため、クオリティの低い作品や、独創性や美的価値の欠如した作品が多く見られます。また、NFTの制作や販売が比較的容易であるため、一般的なアート市場よりも品質のバラツキが大きいです。
これらの要因から、NFT市場においては品質の低い作品が多く流通し、ゴミとなる作品が増えています。
価値が見えにくい
NFTの価値は、他の物と比べて見えにくいことがあります。
たとえば、絵画や彫刻などの伝統的なアートは、その美しさや歴史的な価値から価値が見えやすいです。
しかし、NFTはデジタル作品であり、その価値は人々がどれだけ欲しいと思うかに左右されます。
また、NFTの価値は市場やトレンドにも左右されやすいです。そのため、価値が見えにくいと感じる人も多いのです。
そのため、去年の時点では価値があっても今年になったら価値がほとんどなくなった。なんてこともあります。
NFTアートがゴミではない3つの理由
NFTアートはほとんどがゴミになりますが、NFTに価値がないわけではありません。
では、なぜ世間ではNFTが注目されているのでしょうか。
- NFT市場は発展途上
- お金を稼ぐことができる
- 様々な使い道がある
1つずつ解説していきますね。
NFT市場は発展途上
NFT市場は今後さらに成長・発展していく段階です。
以下の市場調査によれば、5年間で約4196億円から1兆8,782億円に成長することが見込まれています。
これは国内のゲーム市場と同等の市場規模です。
日本では日常的にゲームが使用しているのと同じように、今後NFTも人々に普及していく可能性が高いです。
これからNFTユーザーが増えることで、企業がNFT市場への参画をし、価値のあるNFTが生み出され、市場がますます発展していくことが期待できます。
お金を稼ぐことができるから
NFTはお金を稼ぐことができます。
しかも少額から始められるので、リスクを抑えながら利益を狙うことができます。
NFTには以下のような稼ぎ方があります。
- NFT販売
- NFTゲーム
- NFTブログ
ゲームをしながらお金を稼げるので、ゲーム好きの方には非常におすすめです。
NFTでお金を稼げることが広まれば、さらにユーザーが増えていくことが期待できます。
様々な使い道がある
現物のアートと違って、NFTには以下のような幅広い使い道があります。
- コレクションにする
- SNSのアイコンにする
- イベントなどの入場券
- コミュニティに参加する
NFTを持っている人限定で得られるメリットがあるNFTは、ただのアートではありません。
NFTを保有する理由がさらに増えていくことで、NFTの認知度が広まっていくことでしょう。
ゴミにならない人気のあるNFTアートの特徴
価値があるNFTには特徴があります。
- 作った人が情報発信を続けている
- ロードマップが存在している
- コミュニティが活発
作った人が情報発信を続けている
ゴミにならないNFTは作成者が情報発信を続けています。
情報発信によりユーザーを増やすことは、NFT市場全体を盛り上げることにもつながります。
結果として、自身のプロジェクトの売り上げにもつながるはずです。
NFTの発信を続けている作成者のコレクションは人気である可能性が高いでしょう。
ロードマップが存在している
人気が出ているNFTにはロードマップが存在しています。
例えば、CryptoNinjaPartnersには以下のようなロードマップが存在しています。
売って終わりのNFTにはロードマップが存在しません。
売った後にアニメやメタバースと実現したいことがないと、プロジェクトは価値が出にくいです。
コミュニティが活発
有名なインフルエンサーが運営していたとしても、コミュニティが活発かどうかをチェックする必要があります。
コミュニティが盛り上がっていないコレクションは徐々に衰退していく可能性が高いです。
また人気のあるNFTの特徴として、X(Twitter)のアイコンにNFTを設定している傾向があります。
購入するか迷っているNFTがあるときは、X(Twitter)で調べてみると、注目されている具合がわかるはずです。
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